今回は「今まで自分で巻いた事がなかったけど、自分でスタイリングしてみたい!」という方へ向けた記事です。

なお、この記事は比較的セルフでも巻きやすい長さのミディアム~ロングの髪の長さの方を想定して書いています。

 

巻き髪の玄人さんはアイロンのサイズ選びを『やりたいスタイル』や『どのくらいの強さで巻きたいのか』等で選んでいくと思いますが、全くの初心者さんの場合、コテの操作から覚えていかないといけません。

やりたいスタイルに合わせたコテを買ってみたものの、そもそも巻けなかったら意味ないですよね。

 

何を買っても使ってさえいれば段々と慣れてくると思いますが、大抵の人は慣れてくる前に「まぁいいや!」って投げ出してしまってはいませんか?

 

そうならないように、最初の1本目に最適な巻きやすいカールアイロンの特徴を解説していきます。

 

最も巻きやすいカールアイロンのサイズ

髪を巻きたいと思った時にまず、サイズをどれにしようか悩むかと思いますが、

どのサイズを選ぶかで巻きやすさがかなり変わってくるので、サイズ選びは結構重要になります。

 

大体セルフで髪を巻く方が選ぶサイズは、

  • 25mm(しっかり巻ける)
  • 32mm(オールマイティ)
  • 38mm(ゆる巻き)

のいずれかです。(メーカーによる誤差あります。)

 

もちろんやりたい髪型などによって適したサイズは変わってくるのですが、単純に巻きやすさだけを重視した場合は32mmのサイズをお勧めします。

 

僕が32mmをお勧めする理由

なぜ32mmがいいのか・・・

一番の理由は髪の毛の巻き込みやすさです。

 

25mmのアイロンはロッドが細くしっかりとした巻き髪にする事ができます。

しかし、毛先がとても巻き込みづらく慣れないと毛先が逃げてしまい、毛先だけ巻けていない状態(ストレート)になりやすいです。

慣れないうちからアイロンの回す方向に気を配りつつ、毛先まで意識するのは結構難しいですよね。

 

逆に大きい38mmのアイロンの場合、毛先は巻き込みやすいのですが、取り回し面で不便です。

結構太めのサイズになるので、持った時に若干重さを感じるのと巻く時に触るヘッド部分も大きいので、手が小さい方だと特に巻きにくさを感じるサイズかと思います。

 

それ以外にも、様々な巻き方へ応用しやすいのが32mmのアイロンです。

慣れてくれば巻き方次第できつくも緩くもコントロールしやすくなります。

 

温度調節や電源オフなどのスイッチ周り

 

巻きについて直接関係ありませんが、コテで巻いている最中に誤ってスイッチ周りを操作して、

  • 気づいたら温度が低くなっていた
  • 電源が消えていた

なんてこともあるかと思います。

 

僕自身カールアイロンに慣れていなかった時、

「あれ?全然カールがつかない・・・」

と思ったら、いつの間にか自分の手で温度調整の部分を触って温度を低くしていたことが多々ありました。

手首を回転させながら巻いていくので、気づかないうちにスイッチを押してしまうんですよね・・・。

 

再びアイロンを暖め直さなきゃいけなくなる分、時間がかかってくるため、忙しい時間に起こると本当に不便で仕方ありません。

 

ですから、なるべくスイッチ周りが触れにくい構造になっているデザインのものが好ましくなります。

使っていれば慣れてくるのでサイズ選びほど重要度は低いですが、慣れないうちはわりと起こりうる事なので注意が必要です。

 

カールとストレート兼用タイプは避ける

 

比較的安い値段でカールもストレートも両方出来るタイプの物がありとても便利なのですが、

巻き髪初心者の方にはあまりオススメできません。

 

このタイプはカールもストレートも両方出来る分、どちらも中途半端な器用貧乏タイプとなります。

もちろん普通に巻くことはできますが、とても使いにくいと思います。

 

旅行等でなるべく荷物を軽くしたい時には便利なアイテムです。

 

プレートの滑り具合と挟んだ時のホールド感

 

この部分はアイロンの質による差が出てくる部分でもあります。

 

最近のものは安価でも しっかりとした作りの物が多いですが、物によってはプレートに髪を通した時にガサガサするなど滑りの悪い物があります。

こういったアイロンは髪も痛めやすいですし、滑りが悪いと巻きづらいのでオススメ出来ません。

プレートの滑り具合は良いに越した事ないです!

 

挟んだ時のホールド感に関しては、どちらがいい、というよりは髪質や個人の好みの部分もあります。

挟みが弱いと、挟んだ時にスルッと毛が抜けやすくなります。

ハリやコシが強い髪質の方だとちょっと巻きづらいかと思いますね。

 

挟みが弱い事によって、少ない毛束でしたら、プレートの開閉操作なしに巻けるのでその点は扱いやすいです。

 

挟みが強いものの場合は、挟んだ時に髪の毛が逃げづらく安定します。

しかし、しっかりと挟んでくれる分プレートの開閉操作をしっかりしないと、髪の毛を巻き込みづらいのが難点です。

 

これは実際にお試しが出来る店舗で比べてみると自分にあったものがわかりやすいですよ!

 

もし、どれにするか悩んだ場合は、最初の1本として業務用のアイビルかクレイツのヘアアイロンをオススメします。

基本モデルでしたら、どちらの値段も4000円〜5000円と性能を考えたらとても安い値段で購入できます。(クレイツが若干高めです)

ちなみに、僕はアイビル派です。

アイビルはわりとしっかりと挟んでくれるのが特徴。(物によって多少バラつきがありますが)

クレイツはプレートがとてもよく滑り、挟む力は若干優しめです。

 

アイビルとクレイツの巻きやすさ比較はこちらでしています。

カールアイロン、アイビル&クレイツの特徴・巻きやすさ比較

 

巻く練習は中間〜毛先でするのがおススメ

 

自分に合ったアイロンが決まったらあとは巻くだけですが、

最初は中間〜毛先を使って巻く練習をしてみてください!

 

中間〜毛先は一番巻きやすいので初心者でも比較的簡単です。

上手に巻けるようになってきたら、根本からカールをつけてみたり、ほかの巻き方を試してみるといろんな雰囲気が楽しめます。

 

まとめ

  • アイロン初心者さんの最初の1本は絶対に32mmがオススメ。

  • プレートの滑りはいいに越した事ないので、滑りの滑らかな物を選びましょう。

  • 挟む力は髪質、個人の好みによってわかれてきます。

  • 慣れないうちの練習は中間〜毛先で巻くのが巻きやすい。

 

以上のことに注意してカールアイロンを選んでみてくださいね!

参考になれば幸いです。

またいろんなカールの出し方を随時記事にしていこうと思うのでよろしくお願いします。

 

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