こんにちは、都内で美容師をしていますRyoです。
今回は100円ショップ・ダ◯ソーの大人気ヒット商品、「シニヨンじょうず(orシニヨンメーカー)」について解説していきます。
セルフでシニヨンを作ろうとすると、ピンが上手く止まらなかったり、時間とともに崩れてきたり…となかなか難しいですよね。
この商品は、そんな難しいシニヨンを
「巻いて止めるだけで簡単に作れる!」
というたいへん便利な商品です。
・・・しかし、これを実際に使ってみると、
なかなか説明通りにはいきません。
実際に使ってみた方のなかには
「うまくまとめる事が出来なかった」、
「毛先が入らなかった」
という意見もあって、難易度はけっして“簡単”ではないようす。
しかしそれもそのはず。
実は、基本的な使い方の説明が間違っているなど、商品自体は悪くないのにそれ以外の部分が不親切すぎるんですよね。
今回はそんなシニヨンメーカーについて、基本的な正しい使い方と、うまく使いこなすためのコツを紹介していきます!
シニヨンじょうずの使い方
使い方を解説していく前にお伝えしておく事があります。
実は、ダ◯ソーの「シニヨンじょうず」の取説には一部誤りがあります!!
単なるミスなのか・・・「シニヨンじょうず」を巻き込む方向と、フックを掛ける位置が逆に説明されているため、説明書だけ見て実践すると絶対に上手く出来ません。
注意しましょう!

正しい使い方は以下の通りです。
画像のように「下」に向かって巻いた場合、フックは「上」で引っ掛けて固定します。
画像のように「上」に向かって巻いた場合、フックは「下」に引っ掛けて固定します。
どちらでも固定できますが、若干デザインが変わります。
僕のオススメは、上に巻き上げて下でフックを引っ掛けるやり方です。
こちらの方がフックの位置が首の裏に隠れるので、飾りをつけなくても自然に仕上がりますし、シニヨンも綺麗に作れます。
毛先がうまく入らないときの対処法
毛先を巻き込む時に髪質や髪の長さによっては、髪の毛が抜けてしまってうまく巻き込めないなんて事はありませんか?
ミディアムくらいの長さで髪質が硬めだったりすると、こういった問題が起きやすいと思います。
そうならないために解消する方法を以下で紹介していきます。
毛先の巻き込み方
説明書では髪の毛を結んだりといった事はしていませんが、実際に巻き込む時はポニーテールに一度結んでしまうとやりやすくなります。
土台もしっかりするので、シニヨンが安定して固定されます。
次に、結んだポニーテール部分の髪の毛を一部だけすくってシニヨンじょうずの穴に通します。
この状態にしてから、残りの髪の毛と合わせて毛先をゴムで結んでしまいます。
するとこんな感じでシニヨンじょうずが髪の毛に固定されます。
この状態を作ってしまえば、きつめに巻き上げる事も、巻いてる最中に髪の毛が外れる事もありません。
スタイルのキープ力も上がるので、ぜひ試してみてください。
今風のシニヨンを作る場合はMサイズを!
僕がダ◯ソーで見てきた時、「シニヨンじょうず」・「シニヨンメーカー」のサイズはM・L・ミニミニの3サイズありました。(Sサイズもあるのかな?)
ミニミニサイズはパッと見でも小さすぎる気がしたので、とりあえずMとLサイズを購入して試しました。
その結果、Mサイズの方が今風のおしゃれなシニヨンを作る場合には適しています。
輪っかのサイズは調整できないため、Lサイズでどんなにきつく巻き上げても、フックを引っ掛けた時にできるシニヨンがどうしても大きくなってしまうからです。
上めでシニヨンを作る場合はいいかもしれませんが、下めでサイズがあまりに大きすぎるとバランスが良くありません。
シニヨン部分を崩してルーズ感を出すと元よりさらに大きくなるので、最初に仕上げるサイズはなるべく小さい方がおしゃれに作れます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
きちんと使いこなせば本当に使える商品ですので、うまくいかなくて放置していた方もこれを期に試してみてくださいね!
これを使って応用すれば、プロがセットするような複雑に見えるデザインも作りやすくなるので、慣れてきたらいろいろアレンジしてみてください。
バリエーションが広がって日々のアレンジが楽しくなると思いますよ!
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