今回は、ベースメイクによる仕上がりの違いについて解説していきたいと思います。
ストレートの状態で仕上げていくのと、ウェーブをかけてから仕上げていくのでは、仕上がりがかなり変わってきます。
ベースメイクのやり方もいろいろとありますが、今回はストレートアイロンやウェーブアイロンで作る縦ウェーブを比較対象としていきたいと思います。
縦ウェーブは道具さえあれば簡単に作る事が出来るので、一般の方や初心者の方でも簡単に行う事ができますよ。
ストレートベースとウェーブベースの違い
両者の違いをシンプルなポニーテールで比較していきます。
ベースの違いだけで、全く同じやり方で作っていっても全然違うスタイルが出来上がります。
ストレートベースの場合
※ストレートベース:引き出しなし
見ての通り、ストレートのままただ結んだだけの簡単なポニーテールです。
この状態から引き出し(崩し)をしていきます。
簡単に崩しただけですが、ストレートで引き出していくとこの状態。
引き出し方をもっと細かくすればもう少しカジュアルになるのですが、まだまだきれいめな印象ですね。
ウェーブベースの場合
※ウェーブベース:引き出しなし(結んでしまうとわかりずらくなるので、あえてこのままで)
ストレートアイロンを使って縦ウェーブを表面に、根元から中間あたりまで入れている状態です。
この状態から結び、引き出しをしていきます。
引き出しをした状態です。
先ほどのストレートの時と比べ、カジュアルな感じに仕上がっています。
表面にウェーブを入れて結んで引き出しただけなんですが、凝ったスタイルにも見えますよね。
このように、直毛の方でもウェーブを入れる事によりいつもと少し違ったくせ毛っぽい雰囲気を楽しむ事ができます。
きれいにウェーブベースを作るコツ
・きれいな曲線で均一にウェーブをつける
・パサつく場合はスタイリング剤を事前につけておく(スプレーやワックス系は先につけては×)
順番に解説していきます。
きれいな曲線のウェーブのつけ方
ウェーブをつける方法はいろいろあります。
コテ(カールアイロン)、ストレートアイロン、ウェーブアイロン等があり、この記事ではストレートアイロンを使っています。
ストレートアイロンのいいところは、ウェーブの大きさや強さを自分でコントロールできる点です。
しかし、技術が必要なため慣れないとすこし難しいかもしれません・・・。
そこでおススメなのが、ウェーブアイロンを使ったやり方です。
ウェーブアイロンを使うことで、簡単できれいなウェーブを作ることができます。
では、どんなウェーブアイロンを選択したらいいのかを解説していきます。
まずはウェーブアイロンと検索するとよく出てくるのがこのタイプのウェーブアイロンです。
このタイプはバレル(はさむ部分)が浅いのでくっきりとしたウェーブがつきません。
好みの問題もありますが、大きく広いウェーブの方がやり過ぎ感が出ず引き出した時に可愛いく仕上がると思います。
おススメなのがこのタイプ。
このタイプは、バレルがかなり深いので大きくハッキリとしたウェーブをつける事ができます。
また、ストレートアイロンでつけたウェーブベース画像と比較的近いウェーブを、はさむだけで簡単につける事が可能になります。
使う際は、はじめから温度を高くしすぎず、ウェーブの付き方を見ながら調節していくといいでしょう。
ウェーブを作る時につけるベース剤
ウェーブをつける時に、髪の痛み、パサ付きが気になるときはヘアオイルをベースに塗っておくといいですよ。
ヘアオイルをつける事により、髪を熱から保護しパサ付きを抑える事ができます。
オイルをつける際に注意する点は、つけすぎて髪の毛がベタつかないようにし、つけたオイルはしっかりと髪になじませた状態にしておきましょう。
※オイルをつけすぎた状態で巻くと、熱と油でアイロンの温度が急激に上がり、髪の毛のダメージへと繋がるのでくれぐれもつける量には注意しましょう。
ワックスやスプレー系のものはウェーブをつけた後に質感や束感をプラスしたい時に使いましょう。
間違っても熱を与える前にパサ付きが気になるからとワックスをつけてから熱を与えるのはNGです。
少量なら問題ないですが、つけすぎて熱を与えると焦げ付いたりする場合があります。
ヘアオイルが先、ワックス、スプレーは後と覚えておきましょう。
僕はよくミルボンのヘアオイルを使用しています。
ミルボンのヘアオイルは髪によく馴染み、べた付かないのでとても気に入っています。
ミルボンのエルジューダというシリーズのヘアオイルは種類がかなり多いので、自分の髪質や出したい質感に合わせて選ぶといいですよ。
この記事ではオレンジの容器(エルジューダMO)のものを使っています。
エルジューダ MOは重ためのオイルでパサつきが抑えられ、ツヤが出やすいですが、髪の馴染みがとても良いのでベタつきはすくないです。
トリートメント剤としての商品ですが、スタイリング剤としても使えます。
まとめ
・ウェーブをつけるとよりカジュアルに可愛く仕上がる!
・ウェーブベースはきれいな曲線で均一なウェーブを意識。
・髪の傷みが気になる方はヘアオイルを事前につけてよく馴染ませる。
以上がポイントになります。
普段、直毛な方もたまにはウェーブアレンジを試してみて下さいね!