今回はコテでベースを作った柔らかな質感のポニーテールの紹介と、簡単な解説をしていきます。
ナチュラルだけど華やかに!を意識して作ってみました。
複雑そうに見えますが特別難しい技術は使っていないので、挑戦してみてくださいね!
ヘアアレンジのやり方
まずは動画で流れをご覧ください。
アレンジの手順とポイント解説
アレンジの一番のポイントはコテでのベース作りです。
今回のアレンジで使ったコテのサイズは25mmです。
動画では作りながら巻いていっていますが、巻く部分は毛先、中間、根元でそれぞれ巻き方を変えていますので、そのあたりの事もしっかり解説していきたいと思います。
☆ブロッキング〜高めでポニーテールを結ぶ
頭の一番高い位置より少し前あたりからイヤートゥイヤー(耳〜耳を繋ぐ線)で髪を前後に分けます。
その後、大体で大丈夫ですが写真のようにトップを分けとり、ブロッキングします。
(毛量は個人差があるのでその都度考えますが少なすぎるとやりにくいので、ある程度の量は残しておいた方がいいです)
下の髪の毛を高めでポニーテールに結びます。
この状態まで出来たらブロッキングはOKです。
☆ポニーテール部分とトップの毛を巻く
先ほど分けとったトップの毛を巻いていきます。
トップの毛はデザインの一番表面に来る部分になるので、ここの巻き方でトップのデザインが決まってきます。
ここを巻く時はしっかりと表面に動きがでるように根元ギリギリまで巻いていきましょう。
大体5束くらいを間隔を少しあけつつ、毛束を少しとって根元から全て中心に向かってリバースで巻いていきます。
中心部分は、やりやすい向きで巻いて大丈夫です。
この段階では根元〜中間あたりまでカールがついていれば大丈夫なので、毛先は巻かなくてもOKです。
ポニーテール部分は最終的に一番下の層にある毛束なので、毛先だけを中心に向かってリバースで巻いていきます。
ミックスで巻かない理由は、あとで毛先をいじる時に毛がぐちゃぐちゃに分かれてしまってカール感がばらついてしまうのでベースの段階ではなるべく同じ方向で巻いておいた方がやりやすいからです。
☆トップを作っていく
トップの毛束をポニーテール部分のゴムに向かって集めたら、Uピンで軽く仮止めしておきます。
動画では真ん中と左右端の3本のUピンで留めています。
このピンは仮留めなのであとで外します。
出来ましたら、トップの部分をコテでつけた癖に合わせて崩していきましょう。
崩しながら、軽くスプレーで整えていくと束感が出来て立体感が出てきます。
この時、ついでにポニーテール部分も崩しておくと全体の質感が同じになってきます。
また、ポニーテールの毛束の上に被さってきた巻かれていない毛は、デザインになる部分です。
ここは両サイドをとめた後で巻いていくので、この段階ではノータッチで大丈夫です。
☆両サイドを作る
トップを作った時と同じようにコテで癖をつけていきます。
まずざっくりと毛束をとって中間部分を軽く何束か巻いたあとに、表面部分を薄くとって根元からしっかりと癖をつけていきます。
この段階では毛先は巻かなくても大丈夫です。
ベースが出来たらサイドを2つくらいに分けて留めていきます。
コテで巻いた癖を活かすようにゆるく優しくねじりながらポニー部分に持っていきます。
1つめの毛束はUピンで仮止めし、2つめの毛束をとめる時にアメピンで1つめの毛束と一緒に固定します。
そうする事によってピンの数がなるべく少なく済みます。
片サイドをアメピンでとめたら、トップのUピンは外してしまっても大丈夫です。
もし崩れる事が心配でしたら、サイドの毛の裏からトップの毛をアメピンでとめておけば大丈夫です。
片サイドが出来たら、反対も同じようにとめていきます。
1本目を仮止め、2本目で本止めです。
☆表面部分の毛を巻いていく
最初に結んだポニーテール部分の毛が下の層の毛。
トップと両サイドの毛は表層の毛となっています。
この段階で巻いていなかった、トップと両サイドの毛先部分を巻いていきます。
一番表面の毛はデザインが出て来る部分になりますので、しっかりと綺麗に巻いていきましょう。
下の毛はリバースで巻きましたが、表面の毛の部分はミックスでもいいですし、自分の好きな巻きになるように巻いていきましょう。
巻いたら、全体の質感の調整をしていきます。
トップの部分と巻きの質感が同じになるように、少しずつ崩しながらスプレーでしっかりと整えていけば完成です。
別角度を撮り忘れてしまいました^^;
まとめ
このスタイルを作るのに一番大事なのは、ベースの部分です。
根元、中間、毛先のカールの付け方。
上の層と下の層をしっかりと意識して作っていけばうまくいくはずです!
ブロッキングなどの構成は本当に単純なので、逆にベースさえしっかりと出来ていれば特別難しいテクニックは必要なく簡単に作る事ができると思います。