こんにちは!Ryoです。
突然ですが、あなたはコームにこだわっていますか?
ヘアセット技術の中でも特に難しいと言われる「逆毛」ですが、実はコームの種類によって立て具合が変わってきます。
刃の密度だったり、コームの硬さだったりという違いで、ものによってさまざまです。
逆毛がうまくたてられないと悩んでいる場合や、今まで何となく適当に選んだコームを使っている場合には、いま一度、本当に自分に合っているのか、使いやすいものなのかを確認してみましょう。
ここでは、よく使われているヘアセットコームの特徴を僕なりに解説していきます。
最終的には好みになってきますが、いろいろ試してみてあなたの相棒を見つけてくださいね!
コームの刃プラスチック+テールステンレスのコーム
逆毛を立てることを目的とした場合、最初に選ぶコームとしては一番使いやすいです。
固さ、しなり具合ともにバランスが良く、固い毛質、柔らかい毛質どちらに対しても逆毛が立てやすいため、オールマイティに使えます。
YSパークのコームは刃の密度が選べます。
細かいものを選べば綺麗な逆毛がとても立てやすいです。
(ただし、刃の密度が細かいものは消耗が早く、刃が欠けたり折れたりしやすいので注意しましょう!)
以下のリンクは密度が細かいタイプです。
カーボン製の固いコーム
カーボン製のコームはとても固いため、あまりしなりません。
毛質が固くて逆毛が戻りやすいときには、しっかり根元に押し付ける事が出来るのが特徴です。
刃の密度は粗いものと細かいものがあり、好みで選べます。
刃の密度の粗いものを選ぶと、毛の引っかかりが悪い上にしならないので慣れるまでは逆毛が立てにくいです。
また、耐久性が高く壊れにくいのもいい点ですね。
ちなみに僕はサロンワークで、カーボン製の目が粗めのタイプをメインで使っています。
逆毛の立てやすさだけでいうと、上で紹介したYSパークを使った方が綺麗に立つんですが、梳かしやすさと耐久面で僕はこちらを選んでいます。
プラスチック製の柔らかいコーム
(個人的にはあまり好きじゃないですが・・・)これをメインで使っている人もいます。
とても柔らかくてよくしなるので、柔らかい毛質にふわっと逆毛を立てるのにちょうどいいコームです。
ただ、固くしっかりと逆毛を立てたい時などにはコーム自体が柔らかいので、根元に押し込む力は弱めです。
おそらく慣れもあると思います。
僕はカーボンを長く使っていたので、どうしてもこのタイプは柔らかすぎて合いませんでした。
おわりに
どれも一長一短なので好みで選んでもいいですが、 個人的に逆毛の立てやすさで考えるなら刃先プラスチック+テールがステンレスになっているものがオススメです。
刃の密度は細かめを選ぶ事で、一番綺麗に立てる事ができますよ。
他にも、ここでは紹介しませんでしたが逆毛を立てる事に特化したコームなどもあります。
そういった道具を使う事に対して賛否両論あったりもしますが、個人的にはそれで苦手をカバーし、上手に仕上げる事が出来るなら使ってみるのもアリなんじゃないかと思いますね。
お客様からしたら、どんな道具を使ってセットしているかなんて気にしていないと思いますし、仕上がりが綺麗なら問題ないと思います。
コームに限った事じゃないですが、昔にはなかった便利な道具もいろいろ開発されているので、自分が必要だと思えばどんどん有効活用していくべきだと思います!
僕の例でいうと、クロコクリップっていうダッカールをよく使ってます。(ワニクリップとも言いますね)
これは一般用の商品なんですが、毛量の多い髪を一気にブロッキング出来るのでとても便利に使えています。
とは言いつつも、ある程度の技術は必要になるので全てが道具でカバーできるわけでもありません。
逆毛にしてもそうですが、技術や知識がある前提でも逆毛が立ちにくい難しい髪質っていうのもありますしそういうイレギュラーをうまくカバーする為のものと考えた方がいいですね。
僕のヘアセットコーチングではそういった技術面もしっかりと身につくようにしていきます。
特に逆毛の技術と理論に関しては銀座で10年以上のセット経験と自分自身のこれまでの仕事の経験から独自の考えを確立していますので逆毛がうまく立てられなくて悩んでいるのなら是非一度僕のヘアセットコーチングを試してみてください。
ヘアセットコーチング詳細はコチラ