こんにちは!Ryoです。
あなたはUピンをうまく使いこなせているでしょうか?
Uピンには挟む力がないので、土台(髪が動かない箇所)となる部分を作りそこに挿して使わないと固定する事が出来ません。
特にヘアセットを覚えはじめの場合は、イマイチ固定できているか不安で使いにくい印象があるかもしれません。
僕の考えとしてピニングというものは『技術』というよりは『知識』の割合が大きいと思っています。
それはアメピンもUピンも同じです。
「どこにどうやって留めるか?」を知ってしまえば、留め方自体が難しいという事はないので安心してくださいね!
アメピンは土台など、デザインの内側に見えないように使いますが、
Uピンはデザインの表面部分にも使う事が出来るピンです。
これにより、アメピンでは絶対に不可能な形で髪を固定する事も可能になります。
ちなみに僕がスタイルを作るときに使うピンの割合は、3:7くらいでUピンの方が圧倒的に多いです!
すき毛を使うスタイルだったら、ほとんどUピンで仕上げてしまうこともあるくらいですね。
今回はそんなUピンの基本的な使い方について解説していきます。
よく使う場面は、
- アメピンでは挟みきれない量の髪の毛を一気に留めたいとき
- すき毛を置き、その上にデザインを固定していきたいとき
- 作った髪のデザインを直感的に固定したいとき
などです。
Uピンを使いこなす事で、よりイメージした形に髪を固定する事が出来るようになるので、デザインの幅が広がってきます。
ぜひ活用していきましょう!
Uピンのとめ方手順&留め方の例
Uピンはただ差し込めばいいというわけではなく、正しい留め方があります。
ちゃんとした留め方を覚えれば、よりしっかりと固定する事が出来ます。
☆Uピンの刺し方
Uピンをとめる時は、とめたい向きと逆側に当て、ひっくり返して差し込んでいきます。
言葉だけだとわかりづらいので写真を用意しました。
逆側に当て、矢印のようにピンを返していきます。
返した状態です。
返した状態から押し込んでいきます。
こうする事で内部の髪の毛をしっかりすくうので、より固定する事ができます。
刺さりが甘いと感じた時は、差し込む時に毛の内部を縫うようなイメージで動かしながらとめるのも効果的です。
留め方のイメージとしては、かんざしを留める時と同じ要領でOKです。
☆Uピンの留め方の一例
ゴムで結んだものをしっかりと三つ編みし、ゴムの周りに巻きつけるように回していきます。
先ほど説明したように、まずは留めたい部分の逆側から先端を差し込みます。
くるっと返します。
こうする事で、シニヨン部分の毛と土台部分の毛を両方をすくうことができます。
ゴムを結んだ硬い芯(土台部分)に向かってゆっくりと差し込んでいきます。
これでしっかりと安定します。
念のため逆側からもう1本同じようにUピンをとめるか、アメピンを入れておけば安心ですよ。
⭐︎すき毛に留めていく
すき毛自体が土台になるのでUピンとの相性はばっちりです!
すき毛の上に髪を留めたい場合は、Uピンを積極的に使っていきましょう。
上で説明したようにしっかりと「返し」を入れながら差し込む事で、すき毛のもしゃっとした毛とUピンが絡んで留まります。
すき毛を置いた上に、画像のように髪の毛を軽くひねって留めてもOKですし・・・
上の画像のように、髪を捻らずに留めてもOKです。
ひねらない事で作れる質感やデザインもあるので、使い分けて留めましょう。
Uピンを使う上での注意点
Uピンは挟む力がないので、下から刺してしまうと歩いてる時の振動で抜けてきます。
Uピン使う時は、必ず開いてる方が床に向くように留めましょう!
しっかりとささっていれば横向きぐらいまでなら大丈夫。
どうしても下向きにUピンをうちたい場合は、Uピンに対してアメピンを重ねてうつ事でとめる事ができます。
おわりに
アメピンと合わせて使いこなす事で、様々なデザインが作れるようになります。
- Uピンをとめる時は、しっかりと返しをいれる事(縫うように入れるのも効果的)
- 土台(髪が動かない箇所)がある場所に使う事
この2つを抑えれば、Uピンで好きな位置に髪を固定することができます。
ちなみに土台といっても、実際にアップスタイルを作る場合はゴムを結んだり、毛束を編んだりといった事はよくするので、意外と土台になっている部分が多いです。
実際に使ってみると意外と自由に使う事ができますよ。