美容に馴染みのない方は、「ダッカール」って何?ってなりますよね。
「ダッカール」とはヘアクリップの事を指します。
美容業ではヘアクリップの事をダッカールと呼んだりします。
使う用途に合わせて何種類かありますので、この記事ではヘアセットに使うダッカールの種類と使い方について解説していきたいと思います。
ダッカールの種類とその使い方
①
まずはこのタイプのもの。
一番よく見るタイプのダッカールだと思います。
使う用途としてはブロッキングをする時に使い、挟む力が割と強くしっかりと毛束をホールドしてくれます。
ただ、毛量の多い人の髪を一気にまとめようとすると、一本では端からスルスルと髪の毛が落ちてくる事があるのが難点です。
②
ワニの口のようにがっしりと毛を挟んでくれるので、ワニクリップとかクロコクリップとも言います。
カットではあまり使う人はいないと思いますが、巻き下ろしなどでざっくりとブロッキングする時に、量の多い毛も一本でしっかりと挟んでくれるので作業効率がとてもいいです。
セルフで巻いたりする方はこいつが一本あるととても便利に使えますよ。
③
このタイプのダッカールは、面で作るスタイルや和髪を作る時に使うものなので、プロ専用のダッカールになります。
整えた面をピンで留めていく前に仮止めで固定したい時に使います。
作っているスタイルを崩さないように、挟む力は他のものに比べると若干弱めに作られています。
また、挟める量も少ないためブロッキングには向きません。